【岩手】消防署員が屋根から転落し死亡 強風にあおられたか
消防署員が屋根から転落し死亡
強風にあおられたか
岩手
8日正午すぎ、岩手県宮古市で、2階建ての建物の強風ではがれそうになっている屋根のトタンを固定する作業をしていた消防署員が転落し死亡しました。
警察は、強風にあおられてトタンがめくれ上がったはずみで転落したと見て詳しい状況を調べています。
8日午前11時ごろ、宮古市大通で
「建物の屋根のトタンが強風ではがれそうになっている」
と近くに住む人から消防に通報がありました。
警察によりますと、通報を受けて宮古消防署の署員2人が駆けつけ、今は使われていない2階建ての歯科医院の2階でトタンを固定する作業をしていたところ、正午すぎ、このうち上野達也さん(42)がおよそ9メートルの高さから転落したということです。
上野さんは頭などを強く打ち、およそ3時間半後、盛岡市内の病院に救急車で搬送される途中で死亡しました。
上野さんは命綱をつけておらず、警察は、強風にあおられてトタンがめくれ上がったはずみで転落したと見て、詳しい状況を調べています。